最近の軽自動車は、ハイトワゴンと呼ばれる背の高いクルマが人気ですね。
軽自動車のハイトワゴンで人気のあるのがホンダのNBOXですね。
軽自動車らしからぬ広い室内が人気です。
ですが、20年くらい前に今と変わらないくらいに、広い車内空間を持ったクルマが存在してました。
そのクルマがウォークスルーバン !
ダイハツを皮切りにスズキ、三菱と3社でしのぎを削ってましたが、今ではすっかり見なくなりました。
希少な軽自動車の為に、いまだに中古車市場では高値で取引されています。
20年前の軽自動車なのに100万を超える車体もありますね。
私も5年前に、整備費込みで100万円丁度で買いました。
もちろん車体のあちこちに凹み、サビがあり燃料のフタがなくなって、キャップがむき出しにも関わらず…
これからウォークスルーバン を購入する方にちょっとした参考になればと思います。
ウォークスルーバン のサビに気をつけよう
ウォークスルーバン は最終モデルで平成10年のクルマ…
今現存してるほとんどが、どこかしらサビてたり腐りがあるはずです。
本気のフルレストアしてるウォークスルーバンは見たことがないです。
いちばん怖いのがボディーのサビによる腐りなので、出来るだけサビが浮いてない個体を選びましょう。
ウォークスルーバン は手作業での溶接箇所も多く、そこからサビるパターンが多いです。
特にサイドパネルの下側のつぎめに水が溜まりやすく、よくサビます。
ウォークスルーバン のエンジン選び
ウォークスルーバン のエンジンはとても非力です。
できるならエンジンをノーマルのものから積み替えてる車種が良いでしょう。
走りに不満が多いのか、ターボエンジンに載せ替えてる中古車をよく見かけます。
ノーマルエンジンはかなりモッサリした走りです。
上り坂は極端に遅くなります。高速道路では100キロ巡行などとうてい無理です。
追い越しに非常に気を使います。
追い越し中に登り坂に出くわすと、ゆるい登りであっても追い越し不能になってしまいます。
追い越しのタイミングを見計らってる時にアクセルを緩めたりすると、再加速に時間がかかります。
リミッターの掛かってる大型車が、追い越しにものすごく時間がかかってるのを見たことがあるかと思います。
まさにそんな感じの走りです。
登坂車線のある道では必ず使用しないといけないくらいです。
ちなみにノーマルエンジンはパワーステアリングが付いてません。
昔は重ステなどと呼んでましたが、今ではパワーステアリングが付いてない重ステのクルマは乗った事がないかもしれません。
静止したまま、ハンドルを切るのが困難になります。
私は購入後、別の車種の馬力のあるエンジンに載せ替えました。
後から載せ替えると、費用が半端なくかかりますのでコスパが悪いです。
エンジンを載せ替える場合
私はウォークスルーバン を購入してからエンジンを載せ替えました。
エンジンを載せ替えるついでに板金と全塗装も行いました。
ウォークスルーバン を専門に扱えるショップに依頼しました。
今はもうウォークスルーバン を専門に扱うところが少なくなってます。
私が依頼したショップは…
CARSHOP START ウォークスルーバン 専門店
https://www.goo-net.com/usedcar_shop/0705813/stock.html
依頼した内容は
・馬力のあるエンジンに載せ替え(ムーブのエンジン54馬力)
・外装全塗装、カーニバルイエローⅡとW09白のツートンカラー
・リアの車高を、ドラムシステムを載せた状態でタイヤ2cmかぶるくらい
・サイドパネル、バンパーの凹み、腐りを板金
・外装コーティング
全部で税込80万円でした\(^o^)/
写真はダイハツムーブ、このクルマからエンジン、燃料タンク、ハーネスを取り出します。
取り出したムーブのエンジン。
取り出した配線類です。
外観はウォークスルーバン ですが、エンジンやハーネスはムーブのものです。
ウォークスルーバン の床板をはがすと、こんな感じ。
音が響かないようにレアルシルトをペタペタ貼ってます。
塗装の途中です。
もうじき完成です。
オリジナルなウォークスルーバン の完成
2015年12月27日にショップに預けました。
2016年4月29日に引き取りに行きました。
工機は約5ヶ月ですね。
黄色のピカピカのウォークスルーバン に仕上がった時は感動でした。
走りは依然と比べ物にならないほど快適です。
加速も40馬力と54馬力では全然違います。
今まで苦しかった、高速道路の追い越しも楽になりました。\(^o^)/
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