こんばんは!
ウォークスルーバンの良いところのひとつサイドパネルが大きいところ!
ウォークスルーバンはお店の配達や移動販売車に使えるように開発されました。
なので運転席より後ろのサイド部分は窓が元からありません。
その事により、広い面積がありペイントしたり
ステッカーを貼ったりして走る広告塔として活用できます。
私は印刷系の会社に勤めてる事もあって、得意分野です。
業務の合間にデータを作成してインクジェットで印刷。
カッティングプロッターで切り抜いたシートをウォークスルーバンのサイドパネルに貼っています。
サイドパネルのシールは貼り替え可能です
サイドパネルに使用しているシートはカーラッピングやバスラッピングに使われてるのと同じです。
カーラッピングやバスラッピングに貼られているシートは簡単に剥がすことができます。
3M社製のコントロールタックと言う商品名のシートを使ってます。
カーラッピング専用に作られているので、3次元曲線に沿ってシートを貼り付ける事ができます。
丸みの帯びた形状でもドライヤーで伸ばしながら貼っていきます。
しっかり貼れるのに、剥がしたい時には簡単に剥がせれるのがこのシートのすごい所です。
ラッピングシートの施工手順
私のクルマは趣味でやっています。データはTシャツのデザインからトレースして作成しました。
まずTシャツのデザインを利用しました。
・Tシャツの写真を撮る
・撮った写真をPhotoshopでコントラストをはっきりつける
・PhotoshopのデータをIllustratorに取り込む
・Illustratorでトレースする
・トレースしたデータから印刷データを作る
・インクジェットで印刷する
・印刷したシートにラミネートを貼り付ける
・カッティングプロッタで形状カットする
・アプリケーションを形状カットしたシートにかける
・クルマのサイドパネルに貼り付ける
撮った写真をIllustratorで取り込んで、トレースしていきます。
このデザインでは白と黒のツートンカラーで作成しました。
出来たデータをインクジェットで印刷します。
印刷した表面を保護するためにラミネートを印刷した上に貼り付けます。
出来上がったシートをカッティングプロッタでカットしていきます。
不要な部分のカスを取り文字と絵柄だけにします。
車のサイドパネルに貼れるように、アプリケーションをかけます。
仕上がったシートの位置だしをします。ここではマグネットを使って仮止めしてます。
ウォークスルーバンのサイドパネルは7本の凹型ビードがあります。
凹みに沿って上から下へ貼り付けていきます。
下の文字が細かいので、3つに分けて上から貼ります。
最後にアプリケーションを剥がして完成です。
ボンネットにもワンポイントでシートを貼りました。
完成です。
今はデザインを変えてます。
簡単に剥がせれるので、何回でも変更できます。
過去にはこんな時代もありました。
オレンジ色のシートは全てカッティングシートです。
これもTシャツからデザインを取り込みました。
ウォークスルーバンはサイドパネルが平たくて大きいので、たくさん広告できますね!
コメント